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文系と理系、どちらの方がお金儲けができる?

上場企業の社長さんには文系が多そうです。それはサラリーマン経営者ですからさておき、成功された上場企業のオーナーさんにも文系が多そうですよね。逆に、お金儲けをするなら理系だ、と断言なさっている著名人の方もいらっしゃいます。本当のことはどうなんでしょうか。

 

この世はお金だけが人の行動基準ではないと思いますが、文系と理系を選択するときに、お金儲けになりそうだから文系や理系を選択する人はそれほど多くはないと思います。中には子供のうちから目標があって、医者になりたければ東大理Ⅲ、弁護士か高級官僚になりたければ東大文Ⅰを目指した方もいらっしゃるでしょう。しかし、どちらかというと、数学が得意か不得意かで選択したはずです。数学が不得意ですと、それだけ偏差値の高い大学には行けませんから、少しでもより良い大学へ行こうとして数学を受験せずに済む私立文系を目指したはずです。少しでも良い大学へ入れば、良い会社へも行けますし、所得も高額になりえます。とするとやはり金が行動基準なのでしょうか。正直、お金を稼ぎたければ、大学へ行くだけでも時間がもったいないはずですけどね。

 

理系を選択する場合ですと、やはり大学から大学院というのがお金を稼ぐための基本中の基本になると思われます。中には専門学校(理系)しかいかずに、特許をポンポン書いてお金にしている人はいますが、どう見ても不遇です。私は特許をいくらでもかけるから、億単位のお金をくれ!とか宣うている人がいますが、特許がなんぼのもんだと思うわけです。その特許を活用して、そのビジネスでどれだけの利益を確保できるのか、そこがポイントであって、特許を書いただけでは無用の長物でしかありません。

 

後、特許となる「技術」をどう考えだせるかも問題です。世間を驚かせるようなノーベル賞級の技術の発見は、その人の能力だけでなく、偶然(セレンディピティ)にも左右されます。その辺は、その人の技術者としての先見の明だけでなく、協力者や所属している組織という周囲の環境も含め、運も重要です。優れた技術を発明できるかだけでなく、そして優れた技術だけではだめです。その技術を活用した商品をどれだけ売れるか、それを売るのは会社の営業マンだったりしますから、理系の技術者がどれだけ優れていても、それだけで勝手に売れる商品というのはほとんどないと言って良いでしょう。

 

職務発明で、それだけ多くの報酬をよこせ、報酬が少ないから技術が発展しないんだ、とおっしゃる方もいますが、だったら、自分一人でベンチャー企業起こして、やってみたら?です。組織にいるからこそ、落ち着いて研究ができる、そしてその技術が世に知れ渡るのです。その辺を勘違いしてはいけません。

 

その他は、特にデリバティブ領域ですが、金融でものすごくお金が動くところには、理系の方の活躍場所も多いです。しかしトレーダーのプレッシャーたるや半端ないと思います。

 

大学院の話が出たので、ついでに、文系の方は博士課程後期まで進もうものならば、人生の特攻隊のようなものです。食べていけません。貧乏まっしぐらですね。

 

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